環境に優しい翻訳

環境に優しい翻訳が始まる:Trusted Translationsは環境に優しく

2008年11月23日 多くのプロ翻訳者が在籍し、スペイン語翻訳では業界髄一の存在であるTrusted Translationsは、「環境への配慮」に向け積極的に活動してゆくことを発表し、全社員一丸となり環境に優しいオペレーションに取り組むことを決定しました。

スペイン語翻訳サービスの受注数がアメリカでナンバーワンのTrusted Translationsは、年間何十万にもおよぶ文書を翻訳しています。Trusted Translationsは、環境に配慮した方針を採用することで翻訳プロセス全体での紙の消費量を削減しているため、世界の環境資源への負担軽減に貢献しています。

Trusted Translationsの目標は、高い技術で開発を行ったコンテンツ管理ツールと安全な高速電子配信システムを使用することにより、今後2年間で紙の使用を90%削減することです。本活動を実行するにあたり、Trusted Translationsは、環境へのプラスの影響を最大化するために同社に所属する1万人以上の翻訳者に対して方針の周知徹底を図ってゆく予定です。また、社内でのすべての請求と請求書発行、また顧客との連絡にも同方針を採用する予定です。

さらに、スペイン語のエキスパートであるTrusted Translationsは、ヒスパニック・コミュニティに「環境への配慮」のメッセージ広めることで環境保護のために役立つという同社の役割果たすことにも取り組んでゆく予定です。Trusted Translationsは、アメリカで最大のマイノリティであるヒスパニック向けに同社のメッセージをスペイン語にローカライズおよび翻訳することで、環境保護への意識と高め環境の保全を促進する非営利組織と協力する計画を策定しました。

同社のCEOであるRichard Estevez氏は、「今日の環境問題の増大に伴い、すべての企業は紙やエネルギーの使用を削減するためにその役割を果たす必要があります」と指摘しています。氏はさらに、「当社は、積極的に環境保護運動に取り組むための方針を公式に発表した企業としては翻訳業界では先駆けと言える存在であることを非常に誇りに思っています。当社の目標は、日々文書を作成する業界全体に環境への配慮の方針を広めてゆくことです。我々全員が協力すれば、世界的な影響は莫大なものになることでしょう」とも述べています。

また、Trusted Translationsは、請求書発行やマーケティング活動など、社内業務に伴う大量の印刷を排除するための方針も策定する予定です。Estevez氏は、「当社の環境方針は、翻訳プロジェクトは勿論、請求書、パンフレット、マーケティング・販促ツールなども電子的に配信することを要求しています。月に数千件に及ぶ宣伝・マーケティング目的の郵便物を送付することは、ビジネスでは認められるのでしょうが、環境にはひどい行いです。当社は、ペーパーレスのコミュニケーション方法を利用することで、より標的を絞ったマーケティング活動を行うことを是としてます」と述べています。

翻訳業界の性質と言えるものの、翻訳作業中に紙が消費され過ぎている場面は頻繁に見受けられます。適切な方針が適切に導入されていれば、翻訳作業中に使用される紙の量をほぼゼロに削減することが可能です。社会に配慮する翻訳会社として、本方針を導入することはTrusted Translationsの社内企業文化にとって重要です。そして同社は、そのことで世界中のベンダーや同業他社に模範を示すことを願っています。

Trusted Translationsは、同社の方針のガイドラインとして、北米環境協力委員会(CEC)による指導の下、同組織の実行委員会が発行する「環境パフォーマンスおよびコンプライアンスを改善するための10の要素」を採用しています。Trusted Translationsは、環境への配慮することによりもたらされる当社へのメリットや影響は莫大なものになると確信しています。高度な通信方法を利用可能な現代社会では、同社の方針は非常に脆弱な環境にプラスの影響を与えると同時に、より低コストでより多くを成し遂げることが可能です。