Trusted Translationsは、Androidデベロッパーがアプリを複数の言語にローカライズ可能になるサービスを提供するためにGoogle翻訳マネージャー(GTM)をGoogle Playに組み込みます。
カリフォルニア州マウンテンビュー。(PRWEB) – 2013年5月15日 Trusted Translationsは今日、Google Play・デベロッパー・コンソール上でアプリ開発者に対して直接の翻訳サービスを提供すると発表しました。このサービスの目的は、Google Playを通じてアプリのデベロッパーがプロジェクトの開始から完了に至るすべての過程でローカライズを行えるようにするためです。
このサービスは、最高品質かつ信頼性の高い翻訳を施せるようにプロ翻訳業務の一連の流れに基づいた設計となっています。全体の翻訳作業には、ユーザー(デベロッパーなど)、ベンダー、翻訳マネージャー(Google Playなど)の3種類の関係者が関与します。ベンダーはGTMに対し、サービス料金、品質レベル、所定の期限内に翻訳可能な語数(作業能力)などの初期データを提供します。
システム内にはベンダーに提供されたデータが存在するため、ユーザーはGoogle Play・デベロッパー・コンソールで直接プロの翻訳を依頼できます。システムは、ユーザーのニーズに最適なベンダーの一覧を表示します。ユーザーは、Eclipseプラグインを使用するか.xmlファイルをアップロードするだけで、モバイルアプリの文字列を簡単にアップロードできます。次に、ユーザーはソース(翻訳前)言語、ターゲット(翻訳後)言語、サービス品質レベル、ベンダーを選択します。そして、ユーザーがサービス料金を決済するとプロジェクトが開始されます。実際の翻訳作業は、プロの翻訳者が行います。
現在、Google Playには70万を超える数のアプリが存在します。アプリに対しプロによる翻訳を施すことにより、アメリカ国内もちろん世界中に存在する何百万人ものユーザーがアプリを使用することができるようになります。このサービスは、アプリに応じて小規模から大規模のプロジェクトに効率的に対応できる便利さを兼ね備えます。小規模プロジェクトに発生する管理業務の負担は割に合わないため、小さなアプリへのプロによる翻訳サービス提供は、翻訳業界内で課題とされてきました。しかし、GTMは翻訳プロセス全体を合理化することでこの問題を解決できるため、ベンダーとユーザーの双方が、小・中規模プロジェクトに対するプロによる翻訳の費用対効果を改善することができます。
Trusted Translationsは、主要ベンダーとしてサービスのベータテストに積極的に関与しました。そして、プラットフォーム上で最初の翻訳プロジェクトの一つを無事完成させることに成功しました。システムと翻訳業務の一連の流れを統合することに成功したTrusted Translationsは、本プラットフォーム上でサービスを提供する最初の翻訳ベンダーの一つであり、すべての主要言語ペアで翻訳を提供する唯一のベンダーです。このサービスは現在、Androidアプリデベロッパーに600種類の言語ペアの翻訳を提供可能です。Trusted Translationsは、公式なGTMのサービス開始時点で、600種類の言語ペアにプロによる翻訳を提供可能です。
Trusted TranslationsのCEOであるRichard Estevezは、以下のように述べました。「Google Playが提供する翻訳管理サービスは、さまざまな言語に違和感なくアプリを翻訳するための非常に効率的な方法を提供できる考えています。インターフェースは、デベロッパーと翻訳会社双方の視点からシンプルで使いやすい設計です」
Trusted Translations会社概要
Trusted Translationsは、ソフトウェア翻訳、ドキュメント(文書)翻訳、通訳サービスの世界最高峰として認知されており、世界中に1万人を超えるプロの翻訳者と5千人を超える顧客を有します。同社は、あらゆる規模のプロジェクトで、業界で最も魅力的な料金で最高品質の翻訳・通訳を提供しています。同社のミッションは、大企業、中小企業、政府、非営利組織など、顧客の種類を問わず強力かつ長期的なビジネス関係を構築することです。