アメリカ合衆国議会図書館

アメリカ連邦中小企業庁(SBA)認定で8(a)評価の企業でありGSA契約保有者(GS-10F-0245W)のTrusted Translationsは、アメリカ合衆国議会図書館によってワールド・デジタル・ライブラリー(WDL)のウェブサイト翻訳を担当する企業に選出されました。

(PRWEB) – 2011年5月5日 世界の翻訳業界を牽引する企業であるTrusted Translationsは、GSAランゲージ・スケジュールでSBA認定で8(a)評価の翻訳会社であり、最近、アメリカ合衆国議会図書館およびワールド・デジタル・ライブラリー(WDL)に多言語翻訳サービスを提供する契約を締結しました。

2006年、アメリカ議会の司書であるJames H. Billington氏が、WDLプロジェクトの開始をユネスコのアメリカ国家委員会に提案しました。本プロジェクトの背景にある概念は、世界中のインターネットユーザーがさまざまな国の重要な文化情報を利用できるようにすることで、異文化への認識を高めてもらうことです。

ユネスコは本プロジェクトに大変乗り気で、WDLは2009年に一般公開されました。WDLは、6種類の国連公用語であるアラビア語、中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語、そしてポルトガル語を加えた7種類の言語で公開されています。WDLの利用は無料で、世界中の文化や国に関する重要な文化情報を入手できます。

WDLのウェブサイトはアメリカ合衆国議会図書館がホストしており、同図書館を拠点とするチームが管理を行っています。このウェブサイトの翻訳は、Trusted TranslationsのワシントンD.C.事業所が担当します。同社は、アメリカ合衆国議会図書館のチームと緊密に連携し、ウェブサイトに最高品質の翻訳を施すという重要な役割を担うことになります。

WDLのコンテンツは、世界のあらゆる場所や年代にわたり、さまざまな形式や言語で保存されています。WDLは、原稿、地図、珍書、記録、映画、版画、写真、建築図面、などの主要な資料を始めとした重要な一次情報源(歴史や調査などの直接的情報)を主とした運営を行っています。

そして、こうした一次情報源が、先に挙げた7種類の言語で購読可能になります。Trusted Translationsは、ワールド・デジタル・ライブラリーのウェブサイトで検索と閲覧を可能にするためのメタデータ(タイトル、キーワード、説明、資料に関する情報)の翻訳を担当します。

アメリカ合衆国議会図書館が最終的に同社を選択を選択する決定的な要因となったのは、同社には、内部・外部検索用にコンテンツを最適化する方法でメタデータを翻訳した確かな実績があったことです。また、Trusted Translationsには多言語検索エンジン最適化(MSEO)と多言語メタデータの最適化に関する豊富な経験があったことも挙げられます。特に、Trusted Translationsは、タイトル、キーワード、説明、および情報を翻訳するための幅広い専門知識を実証してきており、検索結果のコンテンツを英語以外の言語での検索に最適化させることにも成功しています。Trusted Translationsは、多言語SEOに関する豊富な経験を誇る世界でも数少ない翻訳会社です。

「当社は、アメリカ合衆国教育省およびアメリカ合衆国農務省を始めとしたアメリカ政府機関にサービスを提供する主要な言語プロバイダーとして、アメリカ合衆国議会図書館およびユネスコと協力してこの重要な文化的プロジェクトを推進してゆくことを心待ちにしております」と、Trusted TranslationsのCEOであるRichard Estevez氏は述べています。氏はさらに、「アメリカ合衆国議会図書館と関連組織は、最先端の多言語プラットフォームとコンテンツ管理システムを確立しているため、彼らと共プロジェクトに携わることができることは喜びです」と述べています。

同社は、アメリカ合衆国教育省、アメリカ合衆国農務省、アメリカ合衆国国立公園局、および米国海兵隊などのアメリカ政府機関に高品質の翻訳サービスを提供するための5年契約に続き、本契約を獲得しました。

さらに、Trusted Translationsはアメリカ連邦調達庁(GSA、GS-10F-0245W)とも5年契約を締結したばかりです。Trusted Translationsは、文化・教育的分野の翻訳を長い間先導してきた実績を誇ります。同社は、国連大学、スミソニアン、NASA、ハーバード大学、コーネル大学、マイアミ大学などを始め、教育・文化の推進に積極的に取り組む多くの機関の優先翻訳プロバイダーとして実績を積み重ねてきました。